唐時代 奈良時代 平安時代 木彫り獅子像一対 唐獅子 シーサー 神社仏閣 仏教美術 狛犬 高さ62㎝,60㎝

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断紋が見られます

縦横共に35㎝前後の台座があれば更に引き立つかも?

この獅子像一対が、当時どのように使われたかですが、古語辞典で「獅子」を調べてください。

さすれば定義2に「ライオンの置物。天皇と后の御帳台の前に置くもの。」と。

さて、この御帳台(みちょうだい)ですが、ヤフーサイトで調べるとwikipediaには「~天皇・皇后所用の御帳台の場合は帳台の入り口前に左に獅子(口を開いた)、右に狛犬(口を閉ざし)を置いた~」.とあります。

この御帳台とは、平たく言えば寝室です。寝室に入る入口前に置かれたのです。これを裏付ける根拠があります。

それは「達磨大師 vhs」の映像にあります。主人公が暗殺者集団から逃げて、危篤の父親・国王に会う場面から、僧侶と会食する場面までの10分間に見れます。その獅子像一対は、どれも口を開けてます。

平安時代末には、口が開いてるのと、口を閉ざしているのとになったようですから、本品は唐獅子で時代は、より古いでしょう。

画像1から6までが向かって左側、画像7以降が右側の眉毛が薄い方です。

別画像が只今出品中の「昭和レトロ 博多人形 和服美人」の画像10で見れます。

追記 前述のような使われ方でしたが、時代の流れで仏像の前に2体置かれたようです。平安時代初期にすでに獅子像と、一本の角のある狛犬のようでした。「狛犬の登場」で検索してみてはいかがでしょうか。




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